Twitterは無料の「コミュニケーションツール」です。
たくさんの人が使い、集まり、活用しています。
便利なもの、役に立つもの、集客や商品を売るにも最適だと思っていませんか?
しかし、Twitterをただ普通に使うだけではビジネスには全く使えません。
Twitterを始めとした「ソーシャルメディア」と言われるものには、その世界独特の「ルール」があります。
ルールを知らなければ、集客はもちろん、フォロワーの数も一向に増えません。
フォロワーが増えなければ、宣伝や広告も見込み客には届かないのです。
それは、「信頼関係の構築」です。
信頼関係が構築されていれば、宣伝や広告してもOKですが、信頼関係ができていない状態で宣伝や広告をしても、反応無し、最悪の場合はブロックされてしまいます。
まずは、あなたとフォロワーとの間に「信頼関係の構築」が重要です。
信頼関係を構築するためには、最初にあなた自身をフォロワーさんに知ってもらう必要があります。
「どこの」「誰」、その他は「何をしているか」「何が好きか(趣味等)」を情報発信することで、あなたのイメージ(ブランディング)ができあがっていきます。
さらに、「あいさつ」に始まり「有益な情報の提供」や「有益な情報の伝達」などのつぶやきをする必要があります。
有益な情報というのは、僕の場合は「ソーシャルメディア」や「集客」に関することですが、高級ワインを出しているお店であれば「○○という高級ワインが入荷しました」とつぶやくと「通のワイン好き」が反応し、返事をくれたり、さらに質問が来たりします。
カットハウスであれば「このようなカットが流行っています」と写真付きでツイートすれば、ヘアスタイルに敏感な女性が興味を示してもらえたりします。
「どこの」「誰」だかわからないあなたのイメージ(ブランディング)を「どこで」「何をしている人か」フォロワーさんに分かってもらい、知らない人→知っている人→友達となっていけば、「信頼関係の構築」が作られているといえるでしょう。
有益な情報を流すことで、あなたを知ってもらい、見込み客と信頼関係を構築していくことで、相手のあなたへの警戒心の壁が低くなっていくでしょう。
あなたもTwitterアイコンがよくわからない、へんなIDの人から商品は買いたくないですよね。
しかし、信頼関係ができていると「このアイコンはこんな人」というイメージ(ブランディング)ができあがります。
日頃やり取りをすることで警戒心(不安の壁)が取り除かれれば、広告や宣伝も受け入れてもらえるようになります。
その結果、商品を買ってもらえたり、来店してもらえたりするようになるのです。
もう一点、気をつけなければならないことがあります。
それは、あなたのお店と相手の距離です。
Twitterは全国各地の人とつながることができます。
しかし、実店舗に集客するには、それはある意味デメリットになります。
大阪に店舗があって、北海道の人と信頼関係が親密になっても、旅行や出張のついでに来店してもらえることはあっても、常連客にはなかなかなってもらえません。
Twitterでは、つぶやいている内容のキーワード検索、プロフィール検索、位置情報検索が可能です。
たとえば、高級ワインを提供しているお店でワインが好きな人ばかりを集めることで、見込み客とすることができます。
また、店舗に近い場所、たとえば店舗から500mのところでつぶやいた人を検索してきてフォローすることができます。
店舗の近くに生活拠点がある人をフォローすることで、来店してもらえる確率がぐっと高くなります。
少なくとも大阪の店舗に来てもらうために、大阪に住んでいる人と北海道に住んでる人をフォローすることを考えてもらえれば一目瞭然です。
もちろん、全ての人からフォロー返しをもらえるわけではありませんが、フォロー返しをしてもらった人たちはすべて「見込み客」です。
このように店舗に関連性の高い属性を持つフォロワーさん(見込み客)をたくさん集めることで、集客の効率化を図ります。